現在開催中の「親鸞展」にも複製本が出品されている、尊号真像銘文についてちょっと調べてみました。
尊号真像銘文とは、親鸞が、本尊とする名号や経論の要文を集めて、その大意を記したもので、略本と広本がある。
とのことです。広本の方は現在の伊勢の高田派本山専修寺に伝わったもので、親鸞展に出展されている複製もこちらです。一方、略本の方は、かつて伊勢と本寺争いをしていた越前にあった常磐井宮真智上人の専修寺(後の法雲寺)に伝わったようです。
法雲寺さんに伝わっていた略本の方は、建長7年(1252)6月2日、親鸞が83歳のときに、覚信にあてたもので、のちに昭和41年6月、国の重要文化財に指定されたとのことです。

これを翌年昭和42年に、故・赤松俊秀氏監修で法雲寺さんから影印本を出されたものがうちのお寺にあるので、ちょっとこれを読んでみたのですが、原文はなかなか難しいですね。


ぼちぼちと原文を読んでみようと思いますが、本意を理解できるかどうかは分かりません・・・。

複製本でもかなりリアルに作られており、カバーも忠実に再現されているのが興味深いです。
カバーには専修寺真教上人のサインで、尊号真像銘文のページ数や目方がどれだけあるかも書かれていて、当時からとても貴重な宝物として大切に守られてきたことが分かりますね。
尊号真像銘文とは、親鸞が、本尊とする名号や経論の要文を集めて、その大意を記したもので、略本と広本がある。
とのことです。広本の方は現在の伊勢の高田派本山専修寺に伝わったもので、親鸞展に出展されている複製もこちらです。一方、略本の方は、かつて伊勢と本寺争いをしていた越前にあった常磐井宮真智上人の専修寺(後の法雲寺)に伝わったようです。
法雲寺さんに伝わっていた略本の方は、建長7年(1252)6月2日、親鸞が83歳のときに、覚信にあてたもので、のちに昭和41年6月、国の重要文化財に指定されたとのことです。

これを翌年昭和42年に、故・赤松俊秀氏監修で法雲寺さんから影印本を出されたものがうちのお寺にあるので、ちょっとこれを読んでみたのですが、原文はなかなか難しいですね。


ぼちぼちと原文を読んでみようと思いますが、本意を理解できるかどうかは分かりません・・・。

複製本でもかなりリアルに作られており、カバーも忠実に再現されているのが興味深いです。
カバーには専修寺真教上人のサインで、尊号真像銘文のページ数や目方がどれだけあるかも書かれていて、当時からとても貴重な宝物として大切に守られてきたことが分かりますね。